ピリ・Ça va備忘録

ピリッと,Ça vaサバっと暮らしている日々の備忘録

「働き方改革」を鼻で笑った

 ここ一週間で,仕事の大雨。なかなかの降りっぷりだ。世間では「働き方改革」なんて言葉が踊っているが,それは大雨に打たれて地面でふやけている。まあ,自分は「働き方改革」なんて言葉を上から聞くと,イラッとする。やる気もないこと言ってんじゃねーよ!って感じ。

働き方改革」っていうのは,その人にとって「ゼロの時間」を作ることだと思う。無になる時間。誰の役にも立たない自分だけの時間。新しいことはそこから生まれる。だから,大元でそういう風が吹いてきたのはわかる。雑務に追われて何かが生まれるチャンスを減らしてはいけないというのは,ちゃんとわかっているのだ。

 でも,上が何かを思いつく(あるいは突発的に指示される)→すぐ下に投げる…この図式が日常になっている職種(どことは言わない)では,人の時間はとにかく細切れに寸断される。

10分ごとに話しかけられ,「これ今言わなきゃだめですか????」と言う言葉をぐっと飲み込む。これは中間管理職である自分も気をつけなければならない。この仕組をちゃんと作らなければならないんだよな…それは大きな課題。

 上司がきちんと部下にまとまった時間を与えなければ,そこにはよいものは生まれない。早くそれを堂々と言いたい(今は言えん。中間だし)。それが語れないのなら「働き方改革」なんて口にするな!…あーすっきり。心のもやもやを吐いてみた。

 とにかく一週間また終わった。「無」の週末楽しもう。義務がない時間ってとても贅沢で豊かな時間。色々なことはいつもこの2日で思いつく。週末は仕事なんてしちゃいかん。