ピリ・Ça va備忘録

ピリッと,Ça vaサバっと暮らしている日々の備忘録

測る測られる

 さて,年度末の人事評価の時期となる。この時は,業績に対する振り返りがあるのだが年間を通しての能力評価ってのもある。そこに自己評価もあるのだが…。評価する側としては,この自己評価ってのが意外に面白い。それに人となりが出るのだ。

 全部Aの人,全部Bの人,一つ一つ自分で振り返って考えたんだな〜と思われる人,自己肯定感の低い人…あなどるなかれ,そこに人間性がばっちりと出る。こんなとこで言ってもしょうがないけど,自己評価の中身自体は,他者評価には影響しないんだな〜。

 評価ってのは,所詮他者がするものだと思っている。自分があげたと思っている成果は他人にとって全く意味がないことだってある。人は一人では生きられないので,他者と自分の価値の距離を知るっていうのは大事だと思う。思うようでない評価を気にしすぎるのは滑稽だし,無視するのも愚かだ。

 評価する行為自体に人間性が出ているんだと思う。他者を評価する立場として,それはしっかりと心しておきたい。