うまく言葉にできないこと
職場と家を往復し,おうち時間と週末の家族時間に憩いを求めるような日々を続けて1年。外に飲みに行くことがすっかり習慣から抜け落ちて平然としていたのだが,まさか自分の最も愛するお店がなくなるとは思わなかった。遠く離れた場所にあるそこに,今は行けない。仲間は何人か行って別れを惜しんだらしいが,この状況で自分の立場ではそこに加われないと判断した。お店の挨拶はFacebookにもアップされたが,なぜかコメントもできない。うまく言葉が出てこない。何と言えばいいんだ。何を言っても陳腐な感じ。
昨日は久々にやってしまったソファー寝。あーあ…と思いながらふと,シャンパンを送ることにした。たくさんの「お疲れ様」を込めて。お店はなくなるけど,互いに生きて元気でいればまたちゃんと会える。そう思って今までもたくさんのお別れを越えてきた。
朝は寝ぼけていたし,仕事に対する情熱もそんなにないはずなのに,動き出したらなぜかエネルギーが全開。人って本当に不思議だな〜。今日のごはんは,お店でよく食べた味を再現。きっと本来トリッパでつくるものなんだろうけど,無論そんなのは片田舎では売っていない。お店が恋しくなったら,また作ってワインでも開けよう。それだけは何度でもできる。