鈍感力

　今日は，ちょっとがっかりしたお知らせがあった。想定外だったんだけど，不思議なほどショックもない。その知らせより，むしろだんだん鈍感になっていく自分が怖い。

　仕事は仕事以外の自分のため。そして，その時間を生み出すために成果をあげている。大義は色々あっても根底はそこ。収入面で心配ないなら別にこの仕事でなくてもよい。手掛けたものはよりよいものにしたいという，変な本能のせいでワーカホリックと見られることがあるが，これはこの仕事だからってのではない。やめたからって恋しくはならないと思う。

　もうすぐ３月。また１年が始まるんだ。同じような１年。嫌だと思いながら，淡々と繰り返すことができる。高まっているのは鈍感力だけなのか。